フラパンで砂糖不使用のナチュラルおやつ、全粒粉とデーツのふなやき

こんにちは！

連休明けの週ナカ、いかがお過ごしですか。

私はというと、連休後半から気温差で腹痛に襲われたりしていましたが、

昨日は連休疲れとPMSが重なって、だるい中出かけたら電車のホームを間違えて逆の進行方向に乗ってしまい（２駅通過して気がついた）、

今日は右目にものもらいができてしまって、眼科へ行ってきました。。。

今日に限らず毎年この時期何かと体調を崩しがちなのですが、去年も3月末の本帰国の疲れがどっと出ていた気がします。

４月は新生活に慣れるのに必死、ばたばた過ごして気が張っていて、慣れた頃の連休、楽しまなきゃ！という気持ちでテンション上がったあとの揺り戻し。

今年度のペースがつかめて気持ちも緩んで、同時に抵抗力も緩んでしまうという。。

あ、これが世に言う5月病でしょうか。

そういうときの特効薬は、やっぱりのんびりお家時間を過ごして、のんびりお茶することだと思っている私。

というわけで、今日はそんな弱ったときにぴったりの、砂糖を使わない身体に優しいスイーツを作ってみました。

これを作ったきっかけは、福岡出身の義母に「ふなやき」というお菓子を教えてもらったからです。

小麦粉を水で溶いただけの生地をフライパンで焼いて、黒砂糖を散らして半分に折ってできあがり、という素朴なおやつだそうで、インターネット調べたら、九州で昔からあるお菓子のようですね。私は東京育ちなので全く知りませんでした。

そのふなやきを私も全粒粉で作ってみよう！と思ったのですが、全く同じじゃつまらないので、黒砂糖の代わりに何か別のものを入れてみたいな〜、黒砂糖に似たこっくりとした滋養のある甘さのもの、何かないかな？と考えて、デーツを代わりに使うことを思いつきました。

これがデーツ。
近所のスーパーのドライフルーツの棚に普通に売られていました。

デーツはナツメヤシの実のことで、食物繊維やカルシウム、鉄分、マグネシウム、カリウムなどの栄養価がプルーンより高いそうです。

今まで身体にいいドライフルーツとしてプルーンを信仰していたのですが、デーツってそんなにすごいのかぁ、と私も初めて知りました。今度からヨーグルトに入れるならデーツだな。

スーパーでおすすめされていました。
「女性にも嬉しいスーパーフード」だそう。

味はプルーンより酸味はなく、黒糖によく似たコクのある甘みがあります。

このデーツを刻んで、黒糖の代わりに生地にはさんで焼きました。

見た目はとにかく地味ですが、、出来上がったのがこちら！

作る前から、くるみなどのナッツも入れたら絶対もっとおいしいな、と思ったのですが、あいにく我が家の娘はピーナッツとくるみにアレルギーがあり、ナッツ類は避けているので、代わりにゴマを入れています。

これが、大正解！

デーツのコクのある味に、ゴマの香ばしさとぷちぷちした歯ごたえ、全粒粉のもっちり生地。

素朴な風味についつい手が伸びるおいしさです。

デーツの歯ごたえは干し柿にも似ているのですが、ごまと合わさると、韓国や中国のお菓子に近い味わいになる気がします。

同じ生地でバナナとシナモンのふなやきも作ってみました。

中のバナナがとろっととけて、こちらもおすすめ。

焼いたり揚げたりしたバナナやもっちりした生地というのはアジアでよくあるおやつなので、これまたアジア屋台おやつな雰囲気。

他にも、あんこは当然合うだろうし（和風）、黒糖とココナッツ（インドネシア風）、練乳（タイ風）、、と、色々考えて妄想アジアおやつを作るのも楽しそうです。

デーツでもバナナでも、砂糖を使っていないと思えないくらいしっかり甘みがあるので、砂糖を控えたい方のおやつにもぴったり。

全粒粉の食物繊維やミネラルに加えて、スーパーフードのデーツ、そしてゴマと、栄養たっぷりのおやつができて、満足です。

試してみていただけたらうれしいです！

◼︎◼︎全粒粉とデーツのふなやき◼︎◼︎

◼︎材料◼︎　１０〜１１個

全粒粉　８０g

塩　ひとつまみ

水　１６０cc

デーツ　５０g

炒りごま　適量

◼︎作り方◼︎

デーツは刻んでおく。ボウルに全粒粉と塩を入れて泡立て器で混ぜ、水を注いでよく混ぜる。
フライパンに油を敷いて弱めの中火にかけ、キッチンペーパーで余分な油を拭き取る。生地をおたまに半分くらいすくってフライパンに流し、直径８cmくらいに広げる。表面が乾いたらひっくり返し、真ん中にデーツを置いて、ごまを散らす。フライ返しで半分に折り、上から押さえつけて平らにする。裏面に焼き色がついたらもういちどひっくり返して焼き色を付ける。こんがり焼けたらお皿にとる。